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三井住友「マイ・ペイすリボ」での特典について

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三井住友カードの年会費削減に必須なサービスである「マイ・ペイすリボ」は特典が多いのでどのように使い倒すのかを検証しました。

リボ払いは危険?

http://status-trip-photo.hateblo.jp/entry/2016/08/22/000000

「マイ・ペイすリボ」において、一番の懸念は「リボ払い」に伴う「高額な利子払い」にあると思います。ネットを見ても「リボ払いは危険・避けるべき」と言われており、確かに毎月固定のリボ設定では、多くはみ出た場合に利子が多く付くケースも多くなっています。

ですが、最近はWEB経由で設定を簡単に変更できて、本当の意味で「自分のペース(マイペース)でリボ払いを活用する事(リボ)」が実現できるようになったと感じています。当然リボ払いはあくまでも借金と同じ感覚ですので、不必要な場合は避ける方向で構いません。ですが、リボ払いを使う事で特典が得られて、それが十分な価値を提供してくれる場合は、いかに上手く「利用するか」がポイント担ってくると考えています。

ここでは、リボ払いを使用する事で得られる特典について「最小のコスト(手数料・利子)」で運用する事を目的として考察を行います。

おさらい

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リボ払いは一定の金額を毎月払い続ける事で、大小の支出を固定する事にメリットがありますが、当然マイナスとなる支出に関してはカード会社から「お金を借りる」事になるので、利子・手数料が発生します。

  • 毎月元利(元金定額コース):3万円(初期設定上限)

一般に「マイ・ペイすリボ」に申し込む際に、 元金設定を自分で行いますが、上限が3万円のケースが多いかと思います。この上限をコントロールする方法については、以前紹介したのですが、設定を変えるだけで一切リボ払いを実施する事なく、年会費削減のメリットを受ける事が可能です。

http://status-trip-photo.hateblo.jp/entry/2016/08/22/000000

「マイ・ペイすリボ」の特典一覧

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直接的なメリットが見える、魅力3:年会費削減は誰もが簡単に受ける事ができるサービスであり、今回は「リボ払いの手数料を発生させる事により得られる特典」である魅力2について深掘りする事にします。正確な事を言うと、魅力1で提供される「柔軟な設定金額変更」を利用して魅力2の特典を得る事が目的となります。

最低レベルの手数料でリボ払い管理

先に答えを言ってしまうと、下記二点を把握すれば誰でも簡単に最低レベルの手数料で特典(魅力2:ワールドボーナスポイントの取得)を得る事が可能となります。

  1. 「マイ・ペイすリボ」の「お支払いコース変更」で、毎月の支払い金額(元金定額コース)を自分の生活にあった値に設定
  2. 請求金額が確定したら、「マイ・ペイすリボ」の「お支払い金額変更」から臨時増額を実施

毎月の支払い金額(元金)の設定

ここは個人の経験に基づく金額になるので、具体的な数値を推奨する事は叶いません。簡単に言えば、今までのご自身のクレジットカード使用履歴を見て「いくらが平均的な金額なのか」を把握して、その金額+αを「元金払い」として設定する事を推奨します。

  • 例)月額のクレジット利用料金が30万円ほど:年間360万円
  • 元金に「30万円」もしくはそれ以下を設定する事を推奨します。

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ここで「+側(35万円など)」の金額を設定するした場合は、純粋に今回推奨する「作業」を実施する事を忘れた場合(純粋な失念に加えて、旅行などで対応できない場合などが実際にありえます)、この金額を超えないので利子が発生する事がなく安心です。ですが、次に述べる臨時「増額」「減額」について、制限があるために「ー側(25万円など)」に設定しておく事をオススメします。

この設定を行う事で、「30万円以上の支払いが発生した場合」にその余剰金額が「リボ」の対象となります。

  • 元金30万円:請求25万円=>リボ払いなし(手数料なし)
  • 元金30万円:請求35万円=>5万円のリボ払い(手数料発生)

そして、このリボ対象となる金額に対する手数料は「リボ払い手数料率:15.0%(実質年率)」となりますので、1年間(365日)計算で15%となります。簡単に言えば、基本的に1月後の支払いで全額返金する事を前提とした場合は、15/365x(28~31) = 1.15~1.27%程度が月額の利子となりますので、極端に大きな金額ではありません。ですが、毎月この金額が失われていく事は望ましくないのが当然の考え方です。

実際に設定を変更すると「WEB通知書サービスダウンロード」からメールでの連絡が来て、自分が変更した設定内容をPDFで管理する事が可能です:

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臨時増額・減額

「マイ・ペイす」リボの一番の特徴と言えますが、毎月の請求額が決定したのちに、その金額を見て、自分でいくらをリボ払いにするかを選択する事ができるので、この制度を利用してリボで払う金額=発生する手数料を最低限にする事が目的となります。

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この増額・減額について2つ覚えておくポイントがあり、1点目が「単位」です:

  • 臨時増額:1,000円単位
  • 臨時減額:10,000円単位(コース設定変更と同様) 

2点目が「月に1度しかWEB上で実施できない」点になります。自分は経験した事がないので不明ですが、万が一設定に失敗した場合(誤った金額を入れた場合)、コールセンターに連絡して電話での設定変更が可能である点は、複数の陸マイラーの方の記載に見られましたが、現時点では自分は確認しておりません。

先ほど、「臨時増額・減額の制限」から元金が下側に振れるように設定する事をお勧めしたのもこの1点目に依存しています。簡単に言えば、1,000円単位で調整可能なので、ギリギリの支払い設定を行う事が可能となり、手数料を調整しやすくなります。

まとめ

  • 元金を月額平均使用量より、下側(ー側)に設定
  • 元金を超える支払いが決定 => 臨時増額でリボ金額(残金)を最小に
  • 元金を下回る支払いが決定 => 臨時減額でリボ金額(残金)を調整

初回手数料無料の落とし穴

「マイ・ペイすリボ」には隠れた?特典として「初回手数料無料」といった項目が含まれています。

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=> 「リボ払い手数料の請求なし」がこの部分に該当します。

リボ払いの手数料を発生させる事を目的としている場合は、この初回手数料無料はちょっとした罠です。下記2点を頭に入れて、どのように対応すべきかを考えます。

  • ANA VISAカード(ゴールド以外も)は毎月15日締め・翌月10日払い
  • 初回は「リボ払い手数料の請求なし」

とりあえず

この初回手数料については、細かな考察をする事も可能ですが、先日非常に詳細な記事を見つけたので、リンクを貼らせていただきます。詳細を知りたい方は下記「ANAとマイルのパパじゃない?」様の記事をご確認ください。

自分がここで言える事は、「とりあえず2000円程度の残金を設定」する事を推奨します。締め日及びその後の休日により手数料が発生する計算式が異なるのですが、その詳細を考察する事は目的としていません。簡単に特典を得る事が目的なので、初回のリボ残金はとりあえず2,000円程度で設定する事を推奨します。手数料も1%以下です、つまり20円以下なので、この金額で設定してしまえば問題ありません。

翌月以降

初回の手数料に関してはとりあえず2,000円を目処としましたが、翌月以降はしっかりと手数料を削減するためにギリギリを攻めていくのが理想的です。ここでの最低金額のめどは「200円程度」ですが、先述した通り臨時増額の単位が1000円単位なため、現実的には1200円程が最低ラインとなります。つまり結局のところ「2000円程度の残金を設定」する事を頭に入れておけば、初回以降も問題ありません。手数料も「30円以下」になりますので、この30円を1円にしたい場合は詳細な計算式を考える必要が有りますが、毎月30円であれば自分含めて許容範囲の方は多いのではないでしょうか?

最後の注意点

まとめ

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