マイル稼ぎって副業なのでは?

マイル・ポイント・クレジットカード・写真をメインに陸空マイラーを目指す人との集いの場(土日休み)

2015Q2_Hungary

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2015年Q2にHngary出張・旅行に行ってきました。ハンガリーは名前は知っているが、色々と知られていない国のようなので自分の足跡を辿りながらご紹介させて頂きます。 

初日・移動日

日本からハンガリー(ブダペスト)へは残念ながら直行便は存在しません(2015年5月初頭現在)。そのためトランジットが必ず必要になるのですが、まずはハンガリーのおさらいです。

ハンガリーは完全に内陸国であり海に面しておりません。加えて、見てのとおり様々な国に囲まれており、国境が7境界ある多様性に富んだ国です。そのため、簡単に行きやすいかと思っていましたが、ハンガリー同様になかなかに周りの国に直行便がありません。安くて早く行けるのはAeroFloat(ロシア航空)で、便利なのはルフトハンザ(ドイツ航空)なのですが、自分は直近に出張が決まったためにヘルシンキ(フィンランド)経由での入国となりました。

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  • NRT>HEL 10.5時間
  • トランジット 2時間
  • HEL>BUD 2.5時間

トランジット地点のフィンランドは物価が高いです。ビール一杯1500円、サンドイッチ込みで3200円。困ったものです。会社ペイなので気兼ねなく食べられますが、個人の場合は躊躇ってしまうかもしれません・・・。

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合計15時間程度の移動が必要となりました。

日曜の午前に成田を発ち、ブダペストに夕方17時についた形になります。ブダペストの空港は小さく、空港を出ればすぐにタクシー手配所があります(OfficialTaxiドライバー!と行って近寄ってくる人も多いですが無視しましょう)。

空港についてからすべきことに関しては個人的なお勧めが2点あります。

  1. 到着ゲート近くにあるSPAR(ブダペストのコンビニ+スーパー的要因で、重宝します)にてお水や簡単な食料(サラミなど)の購入
  2. 窓口で公共機関フリーパスの購入(http://www.bkk.hu/en/prices/

後者に関しては、3日以内であれば4,150Ftの3日パス、5日以内であれば4,550Ft、7日以内であれば4,950Ftのフリーパスを購入することをお勧めします。ハンガリーでは基本的に公共機関が優れているために、フリーパスが重宝します。日本円で2,000~2,500円ですので、買って損をする機会はあまりないかと思います。

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 24時間券はこんな感じです。ゲートに入る際にいる監視員に必ず見せます。

(ブダペストカードは購入検討していませんので、もしかしたらそちらも良いかもしれません。)

なぜここで買うのかというと、以外と市内に窓口がないからです。基本的に自販機でなんでも買えますが、結構な頻度でエラーが出ます。クレジットカードを読み込まない、吐き出さない、処理落ちする、、などナカナカな品質ですので、窓口での購入をお勧めいたします。7日券に関してはパスポートなど(コピー可)が必要になるので、空港であれば必ず持っているので便利です*1

YellowCabが待つTAXIゾーンに窓口があり目的地を告げるとタクシー番号が入った紙と大体の金額を口頭で教えてくれます(フォリントもしくはユーロ)。その紙を持ちタクシーの運ちゃんに渡せば場所と住所も記載されているので連れて行ってくれます。英語に不安がある方は飛行機内で小さなメモに目的地(ホテル名など)と住所を記載しておくと、コミュニケーションが楽です*2

タクシーに揺られて(車酔いして・・・)40分。ブダペスト市内に到着です。自分の場合はホテルに直行しました。今回の始めのホテルはコリンシアホテル

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会社の指定だったので、期待は低かったのですが5星で全てにおいて満足でした(後述)。 

すぐにチェックインして、部屋にスーツケース放置。シャワーでリフレッシュしたらその足で夕食及び夜景を求めて探索開始。この季節のハンガリーは昼が長いので、19時すぎでも日中のように明るいのですが、さすがに22時を過ぎると夜の世界に。時間もあまりないので、ブダペストの代名詞に近い観光名所のみを駆け足で。

ドナウ河

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王宮

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鎖橋

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とりあえず、夜景の撮影が出来たので満足です。行きはホテルから一直線に30分ほど歩きましたが、帰り道は寄り道して町並みを観光。ハンガリー自体は2回目ですが、ブダペストは始めてなので(!?)ノンビリと建物・人・雰囲気を楽しんで帰途につきました。地下鉄は大江戸線張りに深いのに加えて、ハンガリーはエスカレータが早い(高速エスカレータ)。。お年寄りには不安になります。余談ですが、70歳くらいのお婆様はジャンプして乗っていました(笑)

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1時過ぎにホテルに戻り、そのまま就寝。明日は朝一から仕事なので、早起きせねば(起きれれば・・・)

・・・

無事に起床。ホテルに無料スパが付いていたので、朝のシャワー代わりにスパへ。プールとジャグジーが付いていて、ノンビリさせてもらいました。マッサージや特殊スパはさすがに有料でしたので、スキップしましたが不満はありません。

そのまま朝食ブッフェへ。朝から3種類のスパークリングもあり、満足いたしました。これから5日間の付き合いになるかと思うと期待に十分応えて頂きました(が、次第に一つの不満が・・・5日間メニューが全て一緒で飽きてしまいました・・・)。

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ブダペスト市内の観光

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 中欧を代表するブダペスト

日本人にも馴染みの深い「ドナウ河」沿いに発展したブタペスト*3ですが、自分が行った時はベストシーズンでもあり、気候・陽気・雰囲気全てがBESTな状態でした*4

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@ゲッレールトの丘からの眺望

ブタペストの市内観光は基本はトラム・メトロ・バスで対応可能。前日に買ったパスを使えば乗り放題なため、気軽に市内観光が楽しめます。

  • 王宮:観光地でもあり、一度は訪れる価値あり
  • 街中:ビール安い、フォアグラ安い、料理が日本人にあう
  • 丘:統一された中欧の町並みを一望可能
王宮

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市街地からすぐに位置する、ドナウ河を眺める最高の場所に座する王宮。バスかメトロで近くまで行き、歩きながら散策するのがおすすめです。バスは王宮エリア内まで通るので、子供連れや気温が厳しい際は中まで入ってしまうのもありですが、王宮周辺から眺める眺望も素敵なので、個人的にはメトロ>王宮散策>バスで撤退ルートがおすすめです。

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@王宮の裏側からのドナウ川と反対方面の眺望

自分が滞在した2週間が季節として春の陽気を感じる時期でしたので、たくさんの緑と花に囲まれた王宮は自然の匂いにつつまれた歴史を感じる雰囲気の中にあり、観光のために美化されている王宮エリアの町並みもその景観を守るために厳格に管理されていました。

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@桜ではないですが、桜みたいに咲いていた花々(名前不明)

 教会については入場料+時間制になっているため、ジェラートを食べながら周りを詮索していると時間になり、中の荘厳な「金色」に圧倒されます。

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話はそれるのですが、この旅のお供からiPhone 6Sになったのですが、写真の写りが本当に良いため、夜景以外の大半の写真(パノラマ含む)がiPhone単体で処理することができました。肩から重い一眼レフ(Canon 5DM3)をぶら下げて初日の観光をしましたが、次の日以降は基本的にiPhoneで対処し、必要な場合だけリュックからカメラを取り出す方式で十分満足のいく写真が撮れたので、テクノロジーの変化を感じました。

教会散歩が終わった後は、もう一度ジェラートタイム。ハンガリーでは非常にお世話になりました。

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その後、王宮本体(?)に近づくにつれて、公務員の数が増えてきました。公務員と言っても日本のザ・サラリーマンではなく、国に対して働いていることがはっきりと分かる衛兵・清掃係・観光局の人々が積極的に自分の仕事を行なっており、某イタリアの怠け者文化とは違った良さを感じました。

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@動きません。写真を撮られても話しかけられても。触ると怒られます(注意)

 その後写真禁止の王宮内部を観光して、次の目的地へ。

f:id:emashot:20160814232428j:plain先ほどの教会まで戻り、バスを確保(だいたい10分間隔できます)。市街地から郊外に向かう中継点に向かいます。メトロ「Moricz Zsigmond korte」の出口そばにあるVillanyi ut通り(下図、右奥の道路です)にある「27番バス」が次の交通手段です。

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バスに乗る際には「Citadella」と運転手さんに一言。このバスは住民が利用する頻度が高いバスで観光客向けではありません。そのため、バス亭も泊まりたい人がいないとスキップしてしまうので、目的地「ゲッレールトの丘」が終点ではないために、乗り過ごしてしまう可能性もあります(ですが観光客多いので、必然的には停まります)。そのため乗車時に停車バス亭最寄りの「Citadella」を伝えておくと安全です*5

バス停を降りると観光地らしく人の流れができています。丘自体をぐるっと時計回りに一周する形での観光となりますので、上から降りてくる人が少ない道を確認して進めばドナウを一望できる展望台に到着します。

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@地元の人がピクニック気分でランチしていました。

昼間はのんびりと丘を観光していたのですが、暑すぎて参ってしまったので(31度)、夜にリベンジを決めて早々に撤退を決定しました。丘の近くにいくつかランチスポットがありましたので、水分補給を兼ねてまったりランチ:

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@会社の携帯は5Sのままなので、テザリングの親機として活躍

一度来てしまうと交通手段を把握しているので、市内から片道40分程度で来れるので、夜景撮影を行うことを想定して、三脚などを持ってくることにしました。その後、同じバスで市内に戻って、残りの英雄広場や街中を観光して夜に備えます。

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@英雄広場

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@世界一綺麗と認定されたマクド

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@後日お世話になる中央駅

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@中央市場(暗いです・・・いつも)

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@後日の目的であるトカイワイン

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@最安のフォアグラ(1kg = 1500JPY程度)

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@日本では見ない、魚の陳列(笑)

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@昼が長いので、19時でこの明るさ

朝10時から19時程度までたっぷりと観光したので、ホテルで一度リフレッシュして、22時前に夜景撮影に出発。目的地は昼間と同じ「ゲッレールトの丘」なので、行き方は頭の中にあり、昼間に行くより30分近く短縮できました。

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@なぜか急遽数発だけ花火が。カメラの設定を変更するのに、一人でテンパっていました。

丘からの景色はパノラマ視点が最もこの景観を伝えられると考えて、三脚を使ってワイドに撮影。その後、illustratorで複数枚の写真を組み合わせて一枚の写真にしました。Photoshopは基本的に使っていないので、Rawからの現像だけでこれだけの色彩が表現できました。

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@花火後の煙が残ったロンドンのような雲がかかったドナウ

撮影自体に満足したので、ホテルに帰って明日以降の観光に備えて就寝。ちょうどこのタイミングで嫁と合流したので、明日以降は地方回りを実施してハンガリー巡業を楽しむことにしていました。 

伝統的なハンガリー料理を食す。

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ハンガリアン料理

夜景の撮影が終わり、ブタペストでやり残したことは、ハンガリーの歴史を感じるために「伝統的なハンガリアン料理」を食してきました。ホテルで集団のバスに乗せられて揺られること40分、"Vadaspark Étterem"へ到着。

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建物に入るとすでに伝統的な趣に迎えられ、伝統的な食前酒パリンカ"Palinka"の洗礼を浴びます。非常に強いお酒です。。

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パリンカでわいわいやっていると食事の前にワインがやってきます。「やってくる」とはそのままの意味で、飲むか飲まないかなんて関係ありません。とりあえずいっぱい注がれます。こうやって:

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プロが行うワイン演舞。カッコ良い、すごいと思っていましたが、アグレッシブにこぼしてます。遠慮しません。拭きません。ビショビショです(笑)加えて、残念なことにワインの味がイマイチでこの演技を見ることだけになってしまいました。ただ、まぁパリンカとビールのおかげで皆さん陽気になったので、最後にはこの始末:

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始めて会う方でもお酒のパワーは絶大でした。ちなみに肝心の料理ですが、あまり期待していなかったのですが、、やはり予想通りの揚げ物パラダイスでした。

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ブダペストでは、ビール・フォアグラ・ジェラートを満喫できれば満足でしたので、街中で十分な気がしています。わざわざ有名な遠いレストランにタクシーで行くよりも、若者が沢山いる街中で美味しそうなものを探している方が楽しかったです。例えば、なんとなく入ったレストランでも味は十分でした:

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@Budapest 12Eur

みんなで飲んで騒いで疲れたので、またバスで大移動。その後ホテルで解散と思いきや、皆さん気持ちは同じで「うまいもの食べたい(笑)」というわけで、少しお高めのレストランでメインとワインだけを楽しんでました。

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ブダペスト近郊観光

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ブタペストを満喫したので、次はハンガリーを楽しもうと趣旨変更。というより、仕事もこの段階で土日を挟んだので、少し足を伸ばして観光に切り替えました。いつでも活躍するVELTRAで半日観光プランを選択して出発。

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このあたりにいたそうです。地名も読めないのですが、田舎町といった感じの場所に到着しました。

 

継続更新中

*1:空港に両替所がありますが、基本的にレートがかなり悪いのでこちらでは換金せずに街中の両替所もしくはATMのキャッシングを利用しましょう。空港や観光地では基本20-25%ダウンです。基本的にクレジット文化なので、VISAを筆頭にAMEXなどのカードを2,3枚保持することを推奨します。

*2:海外旅行の鉄則ですが、メモ帳とペンは常に携えておきましょう。ブダペストは大概英語が使えますが、たまに完全にダメな駅員や窓口の人もいるのでその際はメモを渡せば万事解決します。また、ハンガリーはチップ文化は少ないです。良いサービスを受けたと思った際にだけ渡せば良いので、基本は渡さない感じでもOKです。タクシーなどはたまに「チップくれる?」って言われるので、10%程度を目処に端数を無くす感じに渡せば十分です。

*3:現時点では(2016年夏)移民問題など様々な制約が生じてしまい非常に残念です

*4:前の記事にて仕事を終えていたため、GWの代休を重ねる形で休みを取得して10日ほどハンガリーを探索していました

*5:バス停は「Busulo Juhasz(Citadella)」が名称ですので、もし気になる方はこの名前を覚えておきましょう。